新連載!
フランス在住日本人ハーバリストによる連載コラムスタート!

 

石田佳奈子のフランス便り

~ハーブと共に生きる~   vol.1


 Hello!Herbでは、これから1年間フランス在住のアロマセラピストであり、ハーブ農家経営者であり、そしてLienという野生ラベンダー精油の製造販売をしている会社代表の石田佳奈子さんのコラムを掲載いたします。

 ハーブと共に生きる石田さんの四季折々の生活をどうぞお楽しみに♪

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  初めまして、フランス在住アロマセラピスト兼ハーブ農家の石田佳奈子です。これから1年に渡って連載を書いていく事になりましたので、まずは自己紹介から始めたいと思います。

 

 

 

 私がアロマセラピーに興味を持ったのは大学時代に休学をして1年間ワーキングホリデーでオーストラリアに行ったことがきっかけでした。

 

ファームのお仕事を通して出会った人たちがオーガニック野菜やハーブを生活に取り入れていたことが衝撃的な経験となりました。当時は「オーガニック」という言葉が一般に知られてない時代ですし、私自身もそれまでは全く自分が消費しているものに興味を持ったことがそれまでなかったのです。

しかし、素晴らしい環境で育つ野草や有機栽培で育てられた植物にある素晴らしい治癒力を知り、帰国後アロマセラピストの資格を目指しました。

 

 

英国IFAアロマセラピスト資格取得後、精油の製造に興味を持つようになりました。セラピストとしてお仕事をしていた時に、どうしても市販されている精油に不安があったので、製造現場に立ち会い、そしていつか自分で作った精油で患者さんにトリートメントがしたいというのが新しい目標になっていました。物事の本質を追求しないと気が済まない性格が後押しをして、アロマセラピーの本場フランスを訪ねる決意をしました。

 

 

 

私がフランスに渡り住み始めたのは約11年前。最初はフランス語を学ぶところからのスタートでしたが、ついには農業を学ぶため仏国農業省認定農業学校ハーブ学科を卒業する事が出来ました。その時の研修先の伝統的蒸留農家に弟子入り、念願であった精油の製造を学び、現在は北西フランスのブルターニュ地方の田舎で小さなハーブ農場を経営しております。

地元北海道で農家であった祖母の姿を思い出しながら、自然農法をベースに農業活動を展開しております。農閑期は日本で、フランスにおけるハーブと精油生産について講義活動と並行して行っています。

 

 

 

そして、2015年にLien(リアン)というブランドを立ち上げ、私の師匠であり有機ハーブ農家、蒸留職人であるルソーさんとボイヤーさんの野生ラベンダー精油を日本で販売開始。Lienの製品は、生産の過程や生産者がわかる農産物としての精油です。真正ラベンダーの中でも最高グレードと言われる野生ラベンダーは南フランスの高山に自生しています。機械収穫はできないため、毎年夏の収穫時期になると手摘み収穫作業を行います。

 

 

Lien(リアン)という言葉はフランス語で「繋がり」を意味します。自然を尊重して農業に携わる生産者と日本のお客様をお結びしたいという気持ちから名付けました。大量生産はできない希少な精油ではありますが、必要としている方々に届いてくれる事を願いながら、一つ一つ丁寧な手作業で作りあげています。

 

Lien(リアン) 代表

 

英国IFA認定アロマセラピスト

 

 石田 佳奈子


●石田佳奈子さんの最新情報はこちら!

<BLOG>

『アロマ  デ  フランス ~フランスからのハーブ農家生活~』

<HP>

http://lien.base.ec/


『Hello!Herb』夏号(5月中旬発行)では、『石田佳奈子のフランス便りVol.2』をお届けします。お楽しみに!
(夏号の入手できる場所はこちら